詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
夏の夜はふすかとすれば寝ねがてに身は忘れじの妹がぬくもり
22
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舞
生きる場を選べぬものの逞しく名を知らぬ花こんなとこにも
25
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野々花
何気ない人の言葉に癒されてふんわり軽い心が躍る
21
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へし切
病みふして「私、死ぬのと」泣く妻の涙せつなきくちなしの花
29
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へし切
夏の夜はとく明けぬれどほととぎす鳴くなる声もまだ夢の中
25
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リクシアナ
葉隠れにさえずり交わすキビタキの黄金に染まる初夏のたそがれ
19
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沙久
はねた後 労働の皮を 脱ぎ捨てて 蝶になろうか 野獣となろうか
18
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葱りんと
疲れたな 心重くて 上がらない 無理に上げずに とにかく寝よか
17
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葱りんと
他の人と 比べないでね 知ってるから ダンゴムシのよに 縮こまる夜
18
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リクシアナ
三つ編みの黒髪はずむセーラーの襟で風きる夏服の君
21
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橙田千尋
ゲージからメトロポリスへ飛び出してネオンサインと化すカメレオン
9
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リクシアナ
夕暮れの憂鬱の風が肩を抱く一番線の軋む帰り路
16
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たけくらべ
ときめきの春知りそめし少女子の恋の行方は神のまにまに
18
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麻
さつきやみ雲か雨かもわかぬ夜に君がしるべと匂ふささゆり
21
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野々花
いつまでもあなたの歌に酔いしれて消えそうになる私の理性
12
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リクシアナ
絽の織りの透る単衣に風薫る夏に誘われ樟脳をとく
20
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野々花
紫陽花が色付く前に伝えたい変わる事なきあなたへの愛
15
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たけくらべ
別れ路に越ゆる峠の険しければ名残の袖を離すまじきぞ
20
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月虹
願わくば夜一陣の風となりこのまま君を奪い去りたい
65
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浅草大将
花一つ捧げて消ゆるその影の後はおはまにかうべ垂れつつ
9
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