みやこうましのお気に入りの歌一覧
紫苑
夜風吹く軒端に明き月みれば魂の盗らるる心地こそすれ
14
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光源氏
幾夜かは夢を語れしくれなゐの袖振りしきる夏の夕暮れ
10
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在原紀之
梅雨明けの報せを掲げた真っ白な入道雲が西から届く
9
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七色コイン
涙など流さぬ僕も 寂しさは 日毎に募る 「ごめん、ただいま」
75
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紫苑
抱き合ひ眠れる魂をなぐさめよ曳舟のうた川面を流る
9
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紫苑
あふのけに身を任せゐる猫を抱き初蝉を聞く夕端居かな
15
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半格斎
宵待ちの月は昇りぬ落日をいまやおそしと傾きて待つ
14
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光源氏
世の中は何か常なきみ吉野の巌を照らす山の端の月
11
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光源氏
匂ひ立つ白きうなじは闇に映え花火とともに胸はときめく
8
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紫苑
夏疾風香にさそはるる心地して見やればつまし金柑の花
14
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紫苑
宵闇にほつこりと笑む弦月は夜間飛行の翼見守りぬ
16
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白亜
波音に耳を傾け歌人は 内なる海を抱いて生きる
14
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あそびくも
惜しと思ふ影は葉隠れ風まかせ胸の残り火垂るをぞ知らに
6
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あそびくも
あくつゆに傾く花はしづしづと窓際のすみ風を数へる
8
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三沢左右
白鴉夕べの闇に雑じらはで送電線に唯止まりをり
14
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白亜
天見上げ星愛づる歌 口遊む 君の唇 求むる夜かな
10
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紫苑
めくるめく陽に身をよぢり狂ふごと凌霄花天よりなだる
14
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卯月
涙雨冷たい夜は優しさにすがりたいから三毛猫を抱く
4
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恣翁
下駄の音に 谺を返す 石畳 しんとせし夜 銀河懸かれり
21
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紫苑
見上ぐれば雲隔つるも星合のけふ天上の夜は霽れまほし
14
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