詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
藤久崇
か細かる 灯に闇を 辿るとも 末には見なむ 匂う夜桜
19
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松虫君
いつもより 綺麗にお化粧できた日に 君はいなくて もて余す顔
12
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松虫君
菓子の箱を捨てるように 食べ終えた君 くしゃくしゃにしたいてのひら
5
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夏恋
スキルない人はスキルある人のスキルに気づかぬものなのですね
13
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藤久崇
ゆくごとに 春の道辺は 照る影に 応えて花の 色を増しつつ
17
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松虫君
あげたいの 拒まれようと 嫌われようと 遊ばれようと 捨てられようと
7
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藤久崇
繭を割り 翅を広ぐる 蝶のごと 今し花こそ 空に咲き開け
25
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松本直哉
思ひつつ寝れども逢はずぬばたまの闇の夢路にまどふこのごろ
10
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九條千鶴
良いことがないかと外に飛び出してくしゃみひとつで跳び返る春
8
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秋日好
議事堂に納品すべきビフテキがキャンセルされたと夫は笑う
20
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inosann
さざめきに今ふく風の声を聞くそんな気のする菜の花畑
27
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舞
街路樹の人踏みゆくもアスファルト持ち上げ根張り生きる木のある
19
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秋日好
晴れたので幾停留所乗り越して木蓮咲く家をたどって帰る
21
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詠み人知らず
里人と 一献交わす桃の酒 子猿し酔へば千鳥足 ヨロッ
18
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詠み人知らず
重ねれば 噓の匂いの唇に 騙されながら うたかたの夢
22
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秋日好
純白の花吹雪浴ぶ帰り道華々しきこと欠片もなくて
25
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リクシアナ
春浅き去年の枯れささ枯れすすき堅雪したの萌黄さす頃
21
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詠み人知らず
泣くなよと撫でるあなたの温もりが今も息ずく私の髪に
30
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へし切
君がいぬ宿には春はよそなれば花のさかりを何にかはせむ
31
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詠み人知らず
春の雪行き交う街の足下に地が割れた日の残響を聞く
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