行宮偏(仮之名)のお気に入りの歌一覧
青き銀椀
首筋へ陽が差しだまる電車内窓ゆ見る山遠く遠くへ
14
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灰色猫
晴れゆかば白き桜の花透かし青く燃ゆるは夏の葉桜
26
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KEN
野邊遊ぶ 良寛樣を 偲ぶにや 埋む鉢の子 菫咲かせて
19
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扇軒主人
水空の花の香りと珠簾星夜の唄に我が身をなさば
5
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扇軒主人
春時雨足音を聞く物思いや 朝靄の苑薄紅にほふ
4
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コタロー
この町の景色を變へて櫻咲く青空の下薄紅搖れる
5
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コタロー
花筏池の岸邊に浮ゐてゐる細波に乘り少し搖蕩ふ
13
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秀峰
み吉野の 霧雨冷ゆる 山桜 坂道おりて 色もうつろう
7
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行中納言中将知師
あらたまの時の到れば願はくは 常しくあらむ人のしあはせ
10
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行中納言中将知師
春ゆけば花こぼれても常なれど 惜しまむと思ふ涙やは止む
6
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ことほぎす
地玉より吹き出で這ひずる岩塊の景色に我は目を見開きぬ
4
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KEN
花滿ちる 木末の上の 星たちを 幾度幾度も 數へ直して
13
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松本直哉
ゆすらうめ薄くやさしきももいろのはなさく庭をしばしたたずむ
7
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青き銀椀
月つねに何か欠けゐるやみ空にただよふ雲の余すほどなり
7
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滝川昌之
傘立ての受け皿に浮く花筏 新入生の傘に付き添い
25
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藤久崇
降り敷きて 春の襲の 目黒川 千代に染み入る 柵の花
19
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夕夏
さむきひにしぐれにぬれたさくらばなきょうふうにさえたえながらえり
10
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光源氏
さびしげに桜の花は濡れにけり今日も冷たき夜のしづくに
14
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桜田 武
遠くへ赴任の娘より和食の招待送別の思いよぎる弥生末
7
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松本直哉
清明のやさしき雨につつまれてさくらさく村はるかにけぶる
7
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