蔓葵のお気に入りの歌一覧
河のほとり
花すすきなびく姿を帰るさのわれよりほかに知る人もなし
4
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うすべに
哀しみは 去りゆく人の足音と 舗道ころがる枯葉の音に
10
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河のほとり
もみぢ葉の色ぞゆかしきまよへとて山路をこむる霧の絶え間に
5
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灰色猫
ふたりして大人でしたね恋しても自分の城を守ってばかりの
13
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灰色猫
幸せになってだなんて可愛げなあなた好みの女じゃないわ
7
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洩矢転石
きみが今どうしてるかは知らないがサラダを食べた思い出はある
7
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菜々子
この世にはたくさんの色あるけれど 染まることなく真白でいたい
4
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河のほとり
なぐさむる星の光もはるかなるあら野の果てを知る人もなし
8
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河のほとり
さびしさに心ばかりぞめぐり逢ふ空のしるべを月にまかせて
10
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河のほとり
わび果つるこの世ならまし月雪も花もあはれを教へざりせば
8
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河のほとり
さらでだにこの世を思ふかなしさを夕べの風なそよとこたへそ
5
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松本直哉
みづからのとげにきずつく柚子なれどなほあまりあるかをりなりけり
8
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滝川昌之
そんな服持っていたかと見ないふり同窓会に行く妻若し
22
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横井 信
麻痺のこる足でも秋の野を行けば風に流れるもみじと踊る
16
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舞
教えひとミサに集える日の本の民にかけたる慈悲のロザリオ
9
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へし切
秋暮れてもみぢしにける山里の錦にまさる宵の望月
20
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横井 信
道端の落ち葉をきつく踏みしめて呼び鈴鳴らす秋の足音
16
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KEN
夜の風の 冷たき程に 映えにけり 朝日を返す 峰の白雪
14
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横井 信
沈みゆく月を見送る早朝に一輪咲いた白い山茶花
14
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灰色猫
慈悲深い神様たちが争ってじゃんけんぽんで国が滅びる
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