もりのお気に入りの歌一覧
コーヤ
ドアの前立って触れても開かないお洒落な店は手動ドアなり
15
もっと見る
風花
度量ある君の前まで抱えきた満タンの心やっと吐き出す
22
もっと見る
へし切
雨降れば頭をたれるあじさいの彩なす坂の長崎の街
32
もっと見る
ながさき
大輪の ピンクのバラの 花びらの 雨の雫は 光湛えて
23
もっと見る
詠み人知らず
生きている息をしているチューブつけ 無念の彼は マスクを外す
13
もっと見る
恣翁
中世の僧院の庭に降るやうに 六月の雨は暗く静かだ
24
もっと見る
潮月繁樹
シトシトと 窓辺を濡らす 梅雨の入り 迎え傘持ち 駅まで行こう
23
もっと見る
守乃みさと.
うたのわを片手におにぎり食べてたらおにぎりがない食べ終わってた
14
もっと見る
恵
父逝きし川面は今日もゆっくりと流れておりぬ七度目の朝
32
もっと見る
へし切
麦秋といふはさびしきひびきかな後にしぐるる蝉の音聞かば
29
もっと見る
ながさき
夕焼けの 空に厳たり 筑波山 紫の峰 凛と寄り添う
24
もっと見る
コーヤ
山の道素朴な草が萌える中美の姿みゆ山ゆりの花
19
もっと見る
林林
お母さん今年も枇杷がとれました枝ごとが好きよねと仏前
19
もっと見る
あまおう
海なんて似合う歳でもないからさ 夏祭りなんて御一緒しません?
35
もっと見る
詠み人知らず
この骨が喉仏だと教えられ ごくりと唾を 飲み込んでいた
19
もっと見る
守乃みさと.
大粒の雨から逃がれ四阿へ冷えた体に背中越しの熱
18
もっと見る
へし切
微風に葉叢戦がる夏木立 青葉が上を雲の流るる
23
もっと見る
林林
どくだみの苦渋い香に魅せられて鎌で刈りては日陰に吊るす
22
もっと見る
詠み人知らず
ハンカチを超精密に畳んでる わたしのビョーキ 世間のテキトー
15
もっと見る
コーヤ
うたのわの世界に入り言の葉の彩りの美に浸る日々なり
16
もっと見る
[1]
<<
41
|
42
|
43
|
44
|
45
|
46
|
47
|
48
|
49
|
50
|
51
>>
[56]