みやこうましのお気に入りの歌一覧
浅草大将
うつせみの命みじかくゆく夏を野辺に送りのかねたたき虫
14
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悠々
とろろ汁音たつ昼餉吾嬬橋紅のくちもと手鏡光る
11
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紫苑
流されし山車もありてふ湊辺にあんどん揺るる七夕供養
16
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白亜
長い暗いトンネルの向こうを目指す 君と笑顔とわたしと明日
10
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紫苑
過ちを繰り返しつつ魂しづめ灯籠の影ひくく揺らめく
21
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ふきのとう
腫れた足こわごわ見つめもみじ手でなでくれる幼のぬくもりよ
13
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ふきのとう
百日紅鮮やかさ増し花房は空を見上げて伸びゆく夏日
16
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浅草大将
つち底の御たまの声かひとときを黙し祈れば蝉しげく鳴く
25
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三沢左右
今日の日はグラス二つを鳴らし合おう 笑顔透かして高く一音
15
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七色コイン
きみの声ただ一声で此の星が色づいてゆく回り始める
25
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紫苑
大南に身を捩らせつ張り詰むるびいどろの警鐘はfragile
5
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光源氏
耐へしのぶ聲は荒野をかけめぐりただ相剋をなげく日月
8
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まるえふ
僕の中多々ある育ってないパーツ今生きながら造ってるとこ
5
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あそびくも
暁の東の空ほの明かりさし雲のみぞまだ惜しむ夜半かな
14
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浅草大将
節電をこころがくるはいとよけれ己が会社の闇も照らさず
16
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紫苑
現世を離るひととき難波がたみをつくしても君と契らむ
16
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紫苑
枝先にあふるる白き樹液落つ乞はれて流す精のごとしも
8
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光源氏
夕顏や枕をかはす夜の月かぎりの花に露を結びて
18
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緋色
がむしゃらにただ生きつつも気が付けば誰かを癒す緑陰の日々
17
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恣翁
日の暮れを 待つかのやうに ひっそりと さびしい胡麻の 花咲きにけり
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