灰色猫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
花冷えの 窓際座る 猫の眼は 琥珀のように 輝いている
4
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みなま
大海に気をはくごとく卵放つシャコ貝の生きる様に憧る
8
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涅槃ちゃん
出来るなら 自分のすべてをささげたい そういうものに 出会えていない
5
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九鬼倫子
雨音に潜める夜道目があって傘で遮るすれ違うまで
19
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めとろ
褒められることに慣れていないからそんな優しくしないでください
11
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てきと杉立
逆立ちをしても涙は地に落ちて 夜雨の想い月へ届かず
6
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詠み人知らず
今やつと 我慢と云ふ名の 着ぐるみを 脱いだとこです そつとしとゐて
7
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桜園
さくら散る深いさみしさ耐えきれずさくら追いかけ北までいきぬ
15
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ゆうくん
雨の花 受けるあなたの 手のひらを 春は 私の湖と呼ぶ
3
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みなま
隠居後に読まんと夫の語りおりしガルシア・マルケス今日亡くなりぬ
7
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紫草
夕されば花びら閉じるチューリップ身を固くして月と対峙す
22
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cancer
あの花が綺麗だなあと思ったので千切って潰して踏み付けました
3
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へし切
淋しいと心の中で独り言鬱気にこもれば弱虫さわぐ
22
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詠み人知らず
湯浴みして床臥す母のほのあかき土踏まずにも春や来たれる
17
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桜町
吹く風に蛍の影のたなびきて星の降るかとあやまたれけり
4
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南美帆
「望月に火星接近」メールして遠くにいても寄り添っている
4
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美津村
現世のすべての淋しさ背負いたる満月眺めて動かぬ野良犬
7
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詠み人知らず
電話中放置していたどん兵衛が倍に膨らみ泣きながら食う
12
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舞
紅葉の燃えだす木々の紅や黄の朽ちゆくものの色美しく
15
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ゆうくん
冬の海 酔いどれ舟で 旅に出る あの日の詩篇 海図便りに
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