詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
共鳴をこころの奥に住まわせて語り部流すなみだ引き継ぐ
24
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恣翁
童部の 嗜虐的なる親指を 逃れし蝶の無事を豊寿く
19
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恣翁
葉を食らふ虫になりなむ 血潮まで 碧に染むがに 緑滴る
20
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秋日好
桐花さえ外国によく咲き誇る大和のおみなご何を迷いて
15
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詠み人知らず
香ばしき珈琲味わい 糸ゆるめ 耳遊ばせて 忙中閑あり
20
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詠み人知らず
切り落とせし枝に流れる樹液見るとき木霊の泣く声を聞けり
26
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工藤吉生
一口をかじったら具がみんな出てやがて具のないオレのバーガー
9
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沙久
恐らくは恋に恋していたのでしょう通信簿でいう「評価1」だなあ
22
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秋日好
ご近所に桐の花咲くうちがある私はどうしてこうも淋しい
22
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大上
幽林をくねる小道のその先で搖らぐあの日は夢やまぼろし
11
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リクシアナ
枕灯落とした宿で独り詠む旅の区切りに挿す歌栞
32
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灰色猫
露草や宵の水辺に囁やけば末期の夢を彷徨う蛍
23
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蔓葵
うすくこきかすみのひまに見ゆるかなむらさきそむる藤の花房
11
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まあさ
不規則な 春の雨音 聞きながら 木々の若葉は 大人びてゆく
33
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詠み人知らず
翼なら 折りたたみ背に持っている 自由な空へ放たれる夢
19
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あかつきのそら
ぎらぎらと命の光が降り注ぎ 陰に死を見る盆休みの頃
2
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あかつきのそら
その姿を みとめるだけで 幸せな 恋する自由は 私にもある
11
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あかつきのそら
毎朝の儀式のように化粧する 今日も無敵でいられるように
18
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あかる
新しく生まれ変わるより叶うなら私のいのちを半分きみに
8
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あかつきのそら
逢えぬことに安堵さえした日々を終え 再び溺れる極彩色の恋
11
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