コタローのお気に入りの歌一覧
幸子
天空より層をなしつつ雲の湧き その筆自在に操りにけり
10
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幸子
逢ふことのなくもつのりしこの想ひ ただひたすらに詠むばかりなり
17
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幸子
いつよりか心に住みてひたひたと泉のごとく満つ君の歌
19
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幸子
ライオンの髪形なるも よろよろと起きる 威厳を醸し出せぬ朝
19
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夢士
カラカラと空き缶走る電車内持ち主探し前に後ろに
13
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夢士
半月を眺め指折り日を送り歌詠めぬまま満月眺む
18
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夢士
そこここでケロケロケロと歌ふ声蛙の合唱うたのわの園
15
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夢士
見え隠れ傘をかぶりて雲の影窓辺に立ちて眺む満月
20
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夢士
山葡萄伸びゆく燐家のその先に小さき実のあり切らずそのまま
16
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横井 信
夏草に覆われてゆく古民家にびわの木ひとつ 雨に鮮やか
18
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横井 信
進む道 風は優しく頬撫でて緑が映えるまぶしい光
11
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横井 信
満員の電車に乗れず白い雲まぶしい空に夏の先触れ
12
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横井 信
水田を鴨がゆっくり見回れば僕も負けじと一歩を前に
10
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横井 信
水無月 始まり告げてだんだんの丘の向こうに立ち上がる雲
13
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詠み人知らず
古里の路傍の地蔵に供えいし あの野の花は今も咲けるや
10
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詠み人知らず
歌屑と埋もれ逝きしが歌々を 口遊みては酌む独り酒
10
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詠み人知らず
咲く薔薇に棘もありせば花もあり 人それぞれにこの庭に在り
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石川順一
芋虫が地上でアリに食べられる私は甘き洋菓子食べる
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石川順一
実を全部鳥が食べたか何もない葉に残る糞は別の植物
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石川順一
トーストはブルーベリーとマーガリンシシャモ四匹昼餉に並ぶ
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