河のほとりのお気に入りの歌一覧
恣翁
風吹けば 果てしなき野に 草靡き 天包に似て 全てを覆ふ
21
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わらこ
君のこと好きな気持ちは失ってなんかないから失恋じゃない
6
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ふきのとう
足痛め引きずる吾に手を貸して共に歩まぬ三歳児は
7
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ふきのとう
百日紅鮮やかさ増し花房は空を見上げて伸びゆく夏日
16
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ふきのとう
腫れた足こわごわ見つめもみじ手でなでくれる幼のぬくもりよ
13
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舞
帰宅路の灯り優しく家々の夕餉の香りそれぞれの幸
13
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元円
一日で廊下を百本歩いたら元に戻ると願をかけた日
5
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元円
ゆく夏の記憶を残すアスファルト乾いた蝉の骸ころがる
4
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雅桜
君と僕、境界線を耕して何を植えたら恋が育つの?
4
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光源氏
花もまたひとへの重ね引きかけてあやなす習ひ定めなりしと
7
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透子
つらいとき聞きたい声はいつの間にあなたがわたしを呼ぶ名になったの
4
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只野ハル
砂に書くそれとも雪にその指で傷の跡さえ残らぬように
6
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光源氏
耐へしのぶ聲は荒野をかけめぐりただ相剋をなげく日月
8
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光源氏
身の芯に業火宿せる青時雨やがて消え失す影と知れども
8
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緋色
生ぬるい潮だまりから人影が生まれています 私のように
10
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光源氏
時を經てあはれを映す花鏡曇りも見えぬ戀といふらむ
7
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舞
真夏夜の吹き入る風の優しげに吾が手枕の君も包みて
11
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光源氏
夕されば影をしのぶるほととぎすかへすがへすの露のいざなひ
6
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只野ハル
セシウム牛?ブランド牛のようだと新聞の見出しを見て思う
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聴雨
とき鼠のゆふべの雲にさみしさを重ね見ゆれば秋の風韻
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