河のほとりのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
花壇さえまるで己の心模様 美しい花ばかりは咲かぬ
7
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わらこ
強がって数学に恋をした夏に君の優しさヒリヒリしみた
2
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紫苑
過ちを繰り返しつつ魂しづめ灯籠の影ひくく揺らめく
21
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月澄
深水にはかなき跣足忍ぶれば夢にまどろむ蓮の台よ
7
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まるたまる
一斉に首を傾げて歌うようブーゲンビリアの真紅のドレス
13
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こはぎ
毎日手を繋いだままでなくていい ふたりの時だけすべてが欲しい
1
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横雲
星合の空に眺めてつきづきしなにうらやみて待ちくらすべし
6
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横雲
さえのぼる月ことそひてたのむかな星の恋する夢覚めざらめ
6
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山本克夫
夕立の傘をなくして濡れているあなたはきっと遠い八月
10
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山本克夫
ああ、ええ、もう、生きてるって、生きてるって、みんみんてっ、みんみんてっ、蝉
2
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聴雨
白花のとをにひとつはあを浮かべ水に涼しきけさの朝顔
16
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聴雨
夕さればにほふ茜の山の端に淡きみかづき思ひ添ふらむ
9
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聴雨
玉梓をあかき曽呂利の花入にさして待ちたる夕月夜かな
13
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透子
夕顔と天とが藍に染めるころ黒ぐろ響く遠雷の歌
7
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浅草大将
風に聞くむなしき空のいかづちも遠くなり田の闘ひの果て
11
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白亜
長い暗いトンネルの向こうを目指す 君と笑顔とわたしと明日
10
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只野ハル
発動したココロのプログラムは哀しみと感謝の無限ループ
2
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只野ハル
葉緑体を失くした動物が植物に戻りたくなる夜明け
4
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浅草大将
しなの路を遠みとほ見る夏ぞらに雲の白嶺のいささ涼しも
11
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聴雨
触るるものに添ひて天さす朝顔の性のやうなるわが恋心
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