河のほとりのお気に入りの歌一覧
只野ハル
お天気キャスターの三ヶ月予報残暑長くと爽やかに言う
2
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ゆうくん
人生は 一樹の道か 芋虫の 遅き歩みは 花を探して
1
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ケンイチ
違和感といふ雨粒は川となり彼岸に霞みし我が歌どもよ
13
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笑能子
つゐたての不自由歎くその前に飾る愉しみ見つけるが良し
8
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紫苑
我よりも若かりし妻失くしぬと問はず語りの夜の明けやらず
17
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恣翁
湯沸しの 滾る音のみ 薄暗き 茶の間に響く 日曜の朝
36
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陽だまり
胸のうち負抱へ苦しい明け暮れにうたのわ漂ひ温もりゐただく
7
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光源氏
夏終はり唱名ひびく手向け花心にしみる雨にうたれて
12
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光源氏
見し影もやがて消えなむ花すすき今際の月はほのかに濡れて
17
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聴雨
鈍いろの空より落つる細き雨さざれ波立つ胸をしづむる
13
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白亜
ゆく夏を惜しんで咲くか 百日紅 終焉飾る炎の紅よ
18
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白亜
夏ゆくと告げし蜩 かなしみは淡く儚く夕映えに消ゆ
24
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あそびくも
とほき日のいたつく毎の缶みかん未だ詰まれり母のやさしさ
17
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はな
「結局は奇形なんだけど」と言ってきみは笑って四つ葉をくれる
15
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聴雨
雨音に埋もるる部屋にただ独り書を紐解くも水泡と消ゆる
7
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七色コイン
百日紅 猛暑に耐える 八月花 お前は何に 焦がれているの
14
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楓
寝転んで見上げると水色の大きな空が飛び込んでくる
5
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まるえふ
今すべき大切なこと今はただ苦しいけれどいつか歌になる
11
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浅草大将
秋の日の釣瓶落としは未だしきも少くなりぬ井戸の朝がほ
10
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光源氏
忘れむと空に染みゆく赤とんぼ風のまにまに乱れ飛ぶのみ
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