河のほとりのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
いつのまに実をつけたのか花ゆずの緑に心ほぐるる朝に
16
もっと見る
詠み人知らず
むさぼらず与えましょう人のためそれが元気になるひけつなり
9
もっと見る
恣翁
しをらしく 鉢の小さな 朝顔は 瑠璃色の花 咲かせたるかな
29
もっと見る
半格斎
穗の立ちし稻田の緑はおもむろにまだらの黄金に変はりゆく里
24
もっと見る
三沢左右
紅に薄く絵の具を含みたる小筆を措きて画の完りぬる
27
もっと見る
たんぽぽすずめ。
山芋のすね毛のような髭を焼き剥けば昨日の少女の如し
13
もっと見る
ゆうくん
山椒の 実は鎌倉の 雨にはぜ この山の香を 風に伝えり
5
もっと見る
舞
銀杏木の若葉芽吹くと思う間に豊穣の実の今溢れんと
13
もっと見る
こぐまじゅんこ
昼寝すると死んだらいけんとゆりおこす母が私の思い出語る
3
もっと見る
半格斎
湯浴みせし露天に集く虫の音を分けてなくなり雨蛙かな
18
もっと見る
芳立
わが恋はしろたへの雲たち縫はぬ袖のあめにもふるにふられず
9
もっと見る
ひとこそしらね
瓦斯燈の頃の銀座の面影はあてどもなくて金春通り
2
もっと見る
あそびくも
蜩の音も気にかけず黙々とただ道を行くはたらき蟻は
17
もっと見る
七色コイン
年寄りが乗ってきたから立ったのさ言葉交わさず無言のままで
17
もっと見る
光源氏
むかしみしますみの山の鏡とていはねの花の影はうつさず
13
もっと見る
楓
琴線にふれる歌など私には詠めないんだとつくづく思う
7
もっと見る
楓
どうだった?のひとことでも欲しかった帰宅するなり小言の嵐
9
もっと見る
光源氏
なが月にうつろふ菊のあはれみにひと雨ごとの袖のわび濡れ
13
もっと見る
光源氏
たをやかに夢の契りに身をまかせ涙の落つる閨の手枕
15
もっと見る
只野ハル
この夏も逢えなかったね凹んでる待ちくたびれた麦わら帽子
5
もっと見る
[1]
<<
440
|
441
|
442
|
443
|
444
|
445
|
446
|
447
|
448
|
449
|
450
>>
[452]