河のほとりのお気に入りの歌一覧
恣翁
味噌汁と 旧時と同じ 天丼の 誠実な味に 親子で脱帽
23
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卯月
わたしなど居ても居なくてもいいでせう流しの隅に棄てる残飯
8
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紫苑
杜鵑草すがれ咲きけり紫のはだらは古りし血飛沫のいろ
11
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葵の助
指先が触れただけでも嬉しかった人の腰に湿布貼ってる
48
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由良
木々を通り抜けてく夏の陽になれたら君へと近づけるかな
3
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宮岡絵美
駅に立つ明るい午後の昼日中今日は遠くへ行ってしまおう
5
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みやこうまし
店先の裸に剥かれた豌豆一盛りなんぼで悲しからずや
8
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浅草大将
月を見る甲斐もあらじとながしのの涙に曇るいくさ場の空
14
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光源氏
花鳥のみだれの舞に果てはなし尾山の霧をへだつことなく
7
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光源氏
藤衣小夜松風に涙して末葉はわぶる玉の緒となり
9
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光源氏
ひそみ寝に思ひを寄するアマリリス風のたよりに目をうるませて
5
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光源氏
暮れなづむ色香を添へしアマリリス一夜の夢のなぐさみを待ち
6
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あき
苔むすは宇宙に浮かぶ星のようまあるい岩肌ぽわっぽわっぽわっ
7
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詠み人知らず
満天の星空なれど 病室で 明日手術の子は眠れずに
10
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薫智
悔しさは忘れられずに覚えてる今日は入院手術記念日
7
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浅草大将
帰りせば聞くは小琴のさみだれかまつの嵐は後ひきやまじ
9
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那緒
星くずが落とし物なら拾われてしまったかもね さみしいひとに
6
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紫苑
気怠げに葉月の蝉の降るところ睦みし影の添うて憩へる
12
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たんぽぽすずめ。
ドラえもん描かれている急行の扉が開く時のためらい
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詠み人知らず
一月の命といわれし友人に高価なきのこをもちてのませし
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