KENのお気に入りの歌一覧
舞
寂れゆく村の廃校子どもらの声の名残に降る蝉時雨
12
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滝川昌之
運命を恨み神へと投げたのか横田の奇跡のバックホームは
15
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うすべに
雲もなく息もたえだえ 道端で夕立を待つ名も知らぬ草
10
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横井 信
庭先の夏のブドウも色づいてちょっと涼しい風の抜け道
12
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灰色猫
朝顔が咲いたら言うって決めていた思いを言えず歌にも出来ず
12
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ながさき
国民の 三割以下の 支持率で よくぞ日本を 支配できるね
10
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へし切
この夏の暑さ卜ふ梅雨明けてかしかましかる初蝉の声
12
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ななかまど
窓に射す土用の西日浴びたれば思い起こすは白馬の雪渓
13
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さいおん
夏僻跡 念者亦毛 零敷 此叢雨 何時将開
27
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茂作
夏の日や空に向かひて燃ゆるかな 人より高く向日葵の咲く
32
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横井 信
青空のちょっとまぶしい夏の朝 入道雲はもう立ちあがる
11
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舞
みどり葉の盛りの夏に身ひとつを持て余してはまた老いてゆく
10
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恣翁
ぴちぴちと 躍り跳ねたる香魚こそ 水の匂ひを面に打ちけれ
14
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滝川昌之
芝散水つがいの蝶がランデブー スプリンクラーのダンスホールで
12
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うすべに
逃げ水の舗道ゆらめく 草たちとうらめしく聞く遠い雷鳴
10
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ななかまど
この次は鳥に生まれて飛んでゆく船の通えぬ珊瑚の島よ
36
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杜鵑草
誰が魂を宿して來らむあげは蝶 精靈會にはまだ日もあるものを
98
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へし切
蛍火をそっと手放す淋しさや 息を止めつつ 君を想ふ宵
12
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ながさき
国民は いつもあなたを 見ています 外遊などで ごまかさないで
10
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滝川昌之
鱗粉を雨戸に遺し落下した圧死の無念を許せ小さき蛾
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