澄舟のお気に入りの歌一覧
絮谷新
テーブルに置かれしままのマグカップ紅跡あれば白々と朝
19
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灰色猫
あの世へといざなう誘いは甘美なるセイレーンの歌声にも似て
21
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桧漣
五七五の後の七七さらに後君に届けば言葉はいらぬ
7
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舞
時計台北の街行く旅人に雪は清しくひと美しく
17
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桜枝巧
変わることも悪くないさと言うようにそっと染まった茶色いうどん
5
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灰色猫
ガラス張り扉の向こうきっちりと靴を揃える君を愛する
24
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沙久
「生きてる」と 刻んだコインの 裏側で 踊り続ける 「メメント・モリ」が
17
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松井一馬
「俺なんかジョナゴールドだ」と言われてもりんごのヒエラルキーを知らない
6
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inosann
お互いの痛いところに湿布貼る年を重ねた夫婦の有様
23
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詠み人知らず
いつもより千円高い化粧水あの人に関係ないけれど
7
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まあさ
暖色の落ち葉艶めく雨上がり 踏まないように 踏まないように
19
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美津村
疲れて視力弱る夕暮れ運転し過ぐる町並色彩乏し
9
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夕夏
ふりしきるおちばにうもるりんどうにみちあふるるがごときことのは
8
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藍子
放課後は牛乳箱に友と行き余った牛乳こっそり飲んだ
12
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キュン太郎
温かい スープの飲んで過ごす午後 ぬくもり香る夕日のコンソメ
6
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まあさ
「輪をつくる」思春期女子の日常は 膨らみ萎み また「輪をつくる」
18
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絮谷新
閉ぢられし紡錘形に紡ぎたる追想染むる冬の茜や
24
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灰色猫
美しい思い出たちが丁寧に並べられてるフリーマーケット
25
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恣翁
白き月 空を渡りて 軍場となりし沙上を 冷たく照らす
21
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コーヤ
黄金のホカホカ湯気のさつまいも口に広がる美味しさで幸
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