ミミンガのお気に入りの歌一覧
片井俊二
ペダルこぐ少女をいつも待っている夏の空までつづく坂道
20
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夢士
青葉出ず白き花咲くヤマボウシ風に吹かれて蝶の舞うごと
18
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詠み人知らず
街中でサイレンが鳴り爆音が空から聞ゆ空爆の地よ
8
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奏
青空の 下で はためく 真っ白な 洗濯物に 平和を想う
9
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舞
杜の街けやき並木の繁る葉よ優しく隠せ寄り添うふたり
21
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秋日好
週末に何をしたかと問う同僚結婚したと答えた夫
13
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恣翁
プツンてふ音を伴ひ ディスプレイと君の面影 暗く消えけり
15
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詠み人知らず
池に浮くうす紫の睡蓮が昼のあいまに開きて閉じて
16
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まぽりん
吊り橋のながき夢路に風わたる九重の山そびえ立ちけり
28
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奏
くたびれし 週末の朝に 娘が庭で 摘みし四つ葉に 気分が上がり
12
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咲耶
朝七時若葉さざめく田舎駅セーラー服を風になびかせ
9
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もなca
花色は水色になり青になる 雨の季節をみちびくように
23
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詠み人知らず
合鴨が放され泳ぐ水田は昔ながらの稲が実るよ
11
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舞
くたびれたおっさん写る手洗いの鏡のなかにゆく時を知る
18
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リンダ
いくつまで恋を求める歳なのか八十過ぎの焼きもちを聞く
13
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リンダ
真夜中のショップチャンネル誘惑に勝てない母のまあるい背中
14
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リンダ
本心を言ってはならぬと飲み込んで上がらぬ口角へのへのもへじ
20
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詠み人知らず
薄暗き香をたきたるお堂にはくすみし金の如来がおわす
15
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詠み人知らず
夕方のスーパーに行き値引かれた弁当を買うひとりごはんよ
23
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もなca
たらちねの母の育てし甘藍の虫喰いさえも愛しかりけり
22
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