風橋 平のお気に入りの歌一覧
しらたき
アーモンド・チョコをお皿に転がして夜更かしの代償はニキビだ
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光源氏
かなはねど戀の風吹く波止場町今宵かぎりの夢のブルース
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ほたる
冬薔薇 あなたがくれた幸せと同じ数だけ手に刺さる棘
23
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薫智
陽光を浴びております後少しNowLoadingうとうとさせて
16
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垂々
あんなにも間違っていたやり方のひとつひとつが青春だった
85
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紫苑
うつそみは仮の面をそのままにペイヴメントのただなかを行け
15
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浅草大将
さきはひを丘にいのりて打つ鐘の響けば消えて静かなる海
20
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久哲
海風は途中何度も海風でなくなりかけて君の窓辺へ
7
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逢
津山駅 わたしは大人になるためにここからどこへ向かうのだろう
35
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村木美月
何てことなかったような顔をして飲むカフェラテに溶ける淋しさ
22
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薫智
壊れてた訳じゃないけど憧れた黒いラジオと過ごす思春期
11
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さる
遠き友真心こめて送り越しシシャモを焼きて焼酎飲めり
12
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詩月恵
きんきんと真白に凍る三日月に刺されあなたを思い出している
14
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浅草大将
腹わたの煮ゆる夜なべも懐しき酒酌む今はつまみだになく
19
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恣翁
恋人が 語り合ひたる 参道を 落葉踏みつつ 独り歩めり
23
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恣翁
定禅寺 通りの欅 色付きて 長け行く秋や 長嘯すらむ
26
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垂々
雨の日は泣けない人が泣けるよう傘を盗んでくもる地下鉄
21
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浅草大将
花も実もなき言の葉をしげらせて腐るばかりの人の心根
17
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詩月恵
あなたから届いた辞書に残ってた指紋にそっと重ねた吾の指
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浅草大将
例ふれば人をあやめの心根を泥にまみれつ歌ふべきやは
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