河のほとりのお気に入りの歌一覧
みつば
「どうしても消えたくない」と君はまだ途切れた飛行機雲を見ている
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詠み人知らず
幸いを探しに出かけ銀河まで君も小鳥もいない草原
6
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詠み人知らず
細き糸針に通してくれろと言ふ母の眼に幾重もの皺
10
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悠々
路傍の花と母なりてんや秋櫻の風に搖れ散る花の色かな
15
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月澄
秋空に名残る暑さの柳かげしばしたたずむ遊行人かな
21
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けにちん
右左白か黒かを決めるのはレールの嫌いなお前なんだぜ
4
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今村りいこ
カーテンが揺れて引かれて音がするだれもいない窓のあいた部屋
4
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七色コイン
もう一度その手を握り確かめる あなたの心あたたかいこと
15
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あき
ムシャクシャとするから今日はケーキ3個食べたら次に胃がムカついた
4
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ふきのとう
じりじりと照りつける陽にわずかなる日影に寄りて信号を待つ
13
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たんぽぽすずめ。
タケチャーンと騒ぐインコへどうしたと聞けばそのあと揺れて震度二
11
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falcon
公園に子らのかげなく是非も無し蝉時雨してブランコ揺れず
12
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芳立
かき乱しくくり染めたる衣手にあきの百夜の風ぞつれなき
12
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光源氏
君が行く歌の道辺に筋もなくただかぎろひの月があるのみ
15
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薫智
点滅をしている世界ゆっくりとこのまま時がついえるように
4
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紫苑
蜩のこゑ哀しかりアヴェ・マリア街角の歌に添うて鳴くなる
12
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薫智
何してる?僕は世界で生きてるの?戸惑う言葉彷徨う言葉
7
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三沢左右
涼し夜の長きに一つ混じらはで 暑くはないか 十日目の月
14
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光源氏
人知れず涙湛ふる秋草の心の底を知るよしもなく
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聴雨
立ち添ふる涼しき星よ君はいま何する人ぞ呼べど届かず
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