吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
舞
誰の名を君問いたまう胸深く秘めしひとの名その唇に
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大上
盛夏過ぎ宵の簾に鳴く蝉よ今日も不思議な縁を紡いで
8
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石川順一
本体が必ず飛来する朝に巨大な蜂かアブも来て居る
15
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石川順一
コスモスがもう咲いて居る茎ばかり葉ばかり多い背高き勇者
21
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安井シンゴ
あの夏の輝ける空懐かしき光を纏いし一片の雲
5
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安井シンゴ
この胸に穴ぼこはあるか問い糾し穴ぼこ埋める何か探す日々
7
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真雪
ヘンゼルを 太らそうとした 魔女のごと 祖母の生み出す 山盛り料理
7
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真雪
ガラス越し 拡大されて 歪んだ目 赤いあの子が こちらを見てる
9
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真雪
見てみたい 職場じゃ虐げられている その手がギターを弾いてるところ
7
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詠み人知らず
美味さうだ花の涎れ寄る羽虫からめて食らふ牙は無くても
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詠み人知らず
島国の彩ぬり替へて了ふほどアヴァンギャルドさ紅葉前線
8
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詠み人知らず
紅葉山もえて火の粉は秋茜ふもと降りたら君の指にも
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詠み人知らず
赤に黄に旗ふる様な山肌を一入もやす夕陽に二人
8
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恣翁
痣だらけ 意地の歯軋り絶え絶えに 吾にもあらで 世々たじろがむ
16
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みやこうまし
敷石の溝の隙間におしろいの 花が咲き出て道狭めたり
16
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みやこうまし
この際の初体験には驚くや 孫に子が出来曽祖父となる
16
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只野ハル
食器棚の硝子戸に映る湯上りのヌードは額縁入りだね
16
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只野ハル
どこに行く秋空見上げた旅心思ってばかりと俯けば影
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千映
長雨でなまった吾の身バシバシと吾が鞭打って鍛えなおそう
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千映
早々に冬タイヤや鍋の出汁コマーシャルだけ慌て先行く
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