吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
大上
幾年も畑に坐る我が祖父よ変はらぬ時を長く願つて
7
もっと見る
夢士
虫の音に励まされ行くバス通り秋の風受け酔いどれ老爺
22
もっと見る
詠み人知らず
伏せられた事実あらわになる程に普通の人が裁きの人に
4
もっと見る
詠み人知らず
一途さの純愛生きる糧に成る紺屋高尾は何時でも泣かす
5
もっと見る
詠み人知らず
諦めは運命抗う人だけに赦されている清い敗北
9
もっと見る
関山里桜
十六夜の月の海までくまなきに祠の鈴の響き涼しき
13
もっと見る
関山里桜
灯明に浮かぶ本願寺の門を舞台に歌手となりたき静夜
6
もっと見る
関山里桜
パンプスの下に病葉こわれけり新たな恋へ歩き出すとき
13
もっと見る
真雪
洗濯機の規則正しい回転に 乱れた呼吸のリズムが戻る
15
もっと見る
ゐわむら
ひぐらしの命も尽きた午後十時 祭り囃子の遠のいていく
12
もっと見る
ゐわむら
あつなつに まっぱりおれば のずみずの はいやにとびいる さまのむしむし
8
もっと見る
コタロー
潮風に大きく羽根を廣げつつゆつくりゆつくり鳶は廻る
9
もっと見る
コタロー
吹く風に潮の香りを嗅ぎながら小さき卷貝動くを見たり
14
もっと見る
コタロー
澤山の家族連れ等が裾捲り波間に搖れて笑ひをるなり
9
もっと見る
Chico
皺深く刻まれし名は 未だ明かさじ百年の恋ふる胡桃
16
もっと見る
Chico
こたへ なぞ みなそれぞれに浮ゐてこい! 種まくうたのわだちにみのれ!
19
もっと見る
明星
どんどんと歌の生まれるこの朝に書き留めんとす筆追ひつかず
5
もっと見る
明星
鈴蟲や風流添へて贈り物吾のこころにも秋みたり
6
もっと見る
び わ
愛すれば道ならぬ恋避けること遠くでみつめ幸せあれと
8
もっと見る
サヤ
神様も乙姫様も高機能トイレの前で目を丸くする
9
もっと見る
[1]
<<
425
|
426
|
427
|
428
|
429
|
430
|
431
|
432
|
433
|
434
|
435
>>
[499]