林ユキのお気に入りの歌一覧
やすむ
信仰を持たない者もひざまずく星がひらべったい夜だった
5
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只野ハル
哀愁のアダージョ聴きながら枯葉舞う小路ひとり歩きたい
3
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紫苑
名も知らぬ実のひともとを古唐津の欠片に置けば秋のためいき
18
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きりあ
鈍色の空より落ちる六弁の花よおまえは何が悲しい
59
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みづ子
りんどうの紫色を盗み出し肩にかけてるストールの色
9
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まるたまる
暗闇は無 光は有 いつまでも朝を告げない鶏を飼う吾
5
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結
小夜更けて雲の上なるオリオンは仰ぎし人に冬を告げたり
10
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山本克夫
ゆうぐれの貝となった躰のなかに砂ばかりのみ込んでいました
8
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羽
オリオンが天に放った星たちを拾いにいこう夜にまぎれて
19
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山本克夫
十月の鳩が街角におちてくる 空のいたみをともなってねむる
3
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浅草大将
とり通ふ高き心のしづはたにふらんす人の願ひ染めつつ
9
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ななし野
わたがしの棒にもなれずカラカラと鳴り出すばかりで交差点にいる
4
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ななし野
トレモロの落ち葉止まない秋の日に短く捨てたサヨナラでした
8
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まき
あの丘に流星群を見に行こう願いなんかは叶わなくていい
7
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羽
秋冷をたずさえてきた君の手に香る蜜柑のいとしき重さ
17
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えびフライ
みずという ものは切るもの たたくもの きらめくしぶき えがおをいろどる
5
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有為
霧わたり多摩川わたり朝わたり花のお江戸をひの照らす見ゆ
5
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まき
あの頃の僕が持ってた銀の星、空に昇ってあなたを照らせ
5
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やすむ
かなしいこともう忘れそう、よろこんではやく夕日の六畳でおどろう
1
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只野ハル
アンテナを外した屋根でありがとうさよならアナロ熊と言ってみた
5
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