朝比奈のお気に入りの歌一覧
へし切
秋来ぬと鳴く音を聞けば法師蝉こころばかりは涼む夕暮れ
12
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へし切
震源で五輪に現を抜かしては死ぬる役病の治むるものかは
12
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へし切
ゴーツーに習ひもせずに 二の舞とならずや 浮かる五輪の祭り
12
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名鈴
茸とも 黴とも分かぬ 命あり 天の為さりは 人の案の外
14
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きくゑ
退屈な会議が終わり抜け殻で 天ぷらそばを食べに行きたい
7
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橘
簡潔に片付け使うレデッカーまだ日盛りにお仕事終了
6
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トウジさん
入り乱る百日草は万華鏡炎暑の舞台小蔭の座敷
8
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へし切
ワクチンの物すら足りず何頼む為すも為さぬも万策は尽き
15
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へし切
秋風は未だしに暑き 七月尽 秋のけはひは何処にありや
15
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へし切
始まれば手のひら返しの五輪かなこれや公共放送ならむ
12
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へし切
幼子の悔し涙のこぼれ落つ炎暑のバスに置き去りにされ
15
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名鈴
大水を 川に込めずに 緩らかに 岸を越させて 治むる水禍
17
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名鈴
度度に 見えば心ぞ 寄せゆかむ 憎からぬ君は 況して更なり
9
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名鈴
思ひ出づ 春の弥生の 池の舟 匂ひを競ふ 孔雀と桜
9
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名鈴
さしくまば 冷たからむや 秋の池 君が計らふ 巡る先の季
11
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名鈴
風の日も また雨の日も 鳰鳥の 二人並び居 離れずなづさふ
11
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名鈴
涼しかる 夜風の吹かば 繁かりし 思ひ止まるや 蜩の恋
10
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河のほとり
神さぶる杉も植ゑけむいにしへの人の心の奥ぞゆかしき
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河のほとり
吹く風も木の下影も涼しさを清き瀬々にやならひたりけむ
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河のほとり
ほととぎす慰めがたき五月雨のをやまぬ空にひと声もがな
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