ななかまどのお気に入りの歌一覧
凌霄花
うすずみの雲の簾をまき上げて鬼ノ城はるか菊かおる朝
12
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滝川昌之
ガチャポンのカプセル開けたら子供へと戻れる「当たり」が出たらいいよね
15
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空き缶
君はただ知らぬふりだけしてくれる僕は黙って道化演じる
5
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灰色猫
紅葉をつかもうとする手のひらがとても白くて初雪のよう
9
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詠み人知らず
音もなく枝伝い来て色の葉に雫は映えり降る秋の雨
9
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恣翁
坂道の脇に 黄金に枯れ初めし尾花 うるさく風にそよげり
13
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うすべに
虫の音のすっかり絶えたお風呂場の 鏡のくもりに秋の深まり
10
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横井 信
雨に濡れ艶やかになる熟柿に十一月の風は冷たい
10
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灰色猫
体温が同じであればAIもアンドロイドも愛すのだろう
10
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灰色猫
愛し合おう人に代わってAIが愛を知るまで千年くらい
7
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茂作
山野邊の道に竝んだ名も知らぬ 地藏に妻は會釋して過ぐ
13
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なりあきら
麗しき セーヌの秋は 夢なのか マロニエの葉が 彩る流れ
5
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桜田 武
幼き日桑の食みしわが味は引き継がれ今は孫の好物
6
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桜田 武
新米を娘に送りメール待つ妻「ありがとう」の短句に物足りず
8
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舞
音もなく滴る雨はしぐれゆく人にものこそ思わせて降る
9
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桜田 武
キーウの灯細くなるが気ゆることなし冬将軍もウ軍の味方
7
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詠み人知らず
感性の違いもあれば口惜しくこの世限りと思えども添う
6
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KEN
沢たづみ 急かし転がる 西陽かも 紅葉と人に 影を負はせて
10
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へし切
消費税 裏で上げると話し合い 表で金を配る 幼稚さ
7
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広葉樹
自らの体験語らず逝きし父の遺品に在りし被爆者手帳
8
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