行宮偏(仮之名)のお気に入りの歌一覧
デラモルテ
春雨の靜かに降りて雨上がり春の限りの風吹き止まづ
15
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び わ
さーこいと雑草たちが待っている多勢に無勢吾はひとりで
12
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萱斎院
み吉野のきさ山の端に残り月 花の雲たつ春のあけぼの
11
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へし切
佐保風はいたくな吹きそ藤波の今は春べと咲き匂ふかな
24
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松本直哉
ほのかにも吹く風にこそかをりけれ暮れゆく春の茉莉花のはな
6
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円子マルコ
懐中の 深くに埋めし 短銃で息を潜め さあ あの空を撃て
8
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芳立
逃げ出さうぜ雲ひとつない空もまた無駄な記号に埋め尽くされる
2
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夕夏
さみどりのもみじやけやきふじのはのはるさめけぶるあさのしずけさ
12
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藤久崇
和光に 若立つ瑞葉は みどりこの み手の如くに 世へと伸びゆく
14
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詠み人知らず
行く春や池面のきらの眩しくて過ぎ去らうとする春まだたけなは
9
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詠み人知らず
山笑うあとに控えて山かおる緑濃淡更衣の季節
12
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青き銀椀
降りわけてこまやかなれば春雨の外へも易しく出かけるものを
17
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詠み人知らず
晩春の青葉を濡らす霧雨に姿見えねど初蛙鳴きたり
14
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滝川昌之
山肌の緑の色見本それぞれの木の異なる若草色
20
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横井 信
庭石にひとつふたつと雨粒の染みを数えるみどりの楓
23
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恣翁
春雨に濡れしばかりに 街の灯は 水に沈める花芽と見ゆらむ
17
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縫
君を見てたやすく笑う僕を見て君が笑えばいいなと思う
14
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青き銀椀
夜おそく雨降りつづく葉にしづく落ちて傾げる葉の戻り来る
10
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可不可
彩とりどり花の中でも昔々 ノヴァーリスが愛した青
8
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横井 信
降り出した雨の香りに包まれて春の花咲くあぜ道を行く
20
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