KENのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
横着にプラネタリウムで夏の星リクライニングでの大三角形涼し
11
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灰色猫
LINEから備えるように通知あり台風最中の沖縄の友より
9
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うすべに
かたむいた西陽にやかれて虹を見る ふるい都のやまかいの上
8
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横井 信
ゆっくりと近づく雲の通り雨 暑い朝なら濡れてくシャワー
9
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仙人の弟子
夢の中 御簾の局をさまよへば衣擦れの音 薫香のかほり
6
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艸介
日盛に夜が落した残月を グラスへひとつ転がしてみる
15
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ななかまど
夏くれば苦きゴーヤを菜にして泡で流せば猛暑もでんと
10
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さいおん
花の色を 人は忘るる 靡き葉に 返り見せずて 漕ぎ行く我も
32
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茂作
夏盛る天に祈りは屆きけり 人も草木も雨をよろこぶ
11
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恣翁
見上ぐれば 眩しきまでに月近く 砂粒だにも見分けらるらし
14
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滝川昌之
剣道の踏み込む足が床を打つここぞと決めた一本を打つ
15
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うすべに
風もやむたかまとやまののよこぐもに 秋をさそうか夏の十五夜
8
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横井 信
鈍行の列車のドアの隙間からすっと乗り込む蝉の鳴き声
12
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ななかまど
来世とはこんな所か夕凪に空と海とが朱に染まりおり
16
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茂作
夏の蝉ゐたくな鳴きそさらでだに 殘る命は短きものを
24
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滝川昌之
グランドのスプリンクラー睨みつけ先輩の抜けた野球部始動
12
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へし切
打ちあがる花火の音の胸に浸む 一夜かぎりを咲いて消えゆく
13
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うすべに
公園はまだあぶらぜみ 薄月に銀のすずふる里山の蝉
7
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横井 信
夕暮れの風に誘われ鳥の鳴く盆の近づく夏の里山
11
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舞
小さき神アイヌモシリも夏盛りいかにか過ごす蕗の葉の家
10
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