卯月のお気に入りの歌一覧
のびのび
お取り込み中恐れ入りますが零時です 鳩時計の中ためらうくちばし
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詠み人知らず
虹色のTシャツ十年分たたむ衣装ケースはしずかな棺
6
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詠み人知らず
さかなにはさかなのことば仄青くなるまで海に放つ踝
14
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栞
新しい季節をみんな祝うけどわたしはあそこにまだいたかった
5
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伊織
信じる は 強い言葉だ 強すぎてまっすぐ見れぬ光のような
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詠み人知らず
君のため保存しといた「大好き」を解凍中です。お待ち下さい。
14
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銀
戦いのなかの静寂ほんとうは闇は減ったり増えたりしない
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虫武一俊
ふるさとの君の怒りを聞きながらまだ東京の月を見ている
19
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おぢ丸
いさぎよく冬脱ぎ捨てる少女たち春より先に花色となる
4
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あみー
あいのうた 心をこめて歌うほど調子外れに聞こえるでしょう
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どるちぇ
君の目に映るわたしが笑ったら全てはうまく行くから Ready?
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武谷有人
すばらしい日々だと叫んだカラオケで嘘をつけない自分に気付く
9
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紫苑
詰草のようよう白く群れ咲けば工場跡地もしばしの楽園
6
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三夏
信じてた王子が白馬で来ないのでこれから徒歩で説得に行く
80
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ほとり
あまりにもゆるやかだから知らなくて、そっか、私、絶望してる。
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のびのび
ポケットに古内東子を忍ばせて五分遅れてゆく東口
3
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ほとり
ベランダの手すりに足をぶらさげて死んじゃいけない理由をさがす
11
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ゆら
彼女なら自殺しました春うらら 排水溝に埋まるように
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おぢ丸
喪った時の粒子を掻き集め青いインクで書き留めている
9
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斉藤沙魚
母が死ぬ私が悔いるそのときに破瓜に震える少女もあらう
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