ななかまどのお気に入りの歌一覧
日々草
木枯らしに穣りのあとの田はひとり ものも言わずに道を譲りぬ
4
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飛和
ラベンダー香る小瓶を傾けて楽園に近づけるバスルーム
7
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横井 信
ぼんやりと過ごした秋の夕暮れにやさしく届く川のせせらぎ
10
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茂作
ボランティア江戸の昔を語りけり 聽き入る中に外つ國の客
11
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風小僧
野牛には優しさがあり舞い上がる蝶には強さ、君には愛が
7
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詠み人知らず
授業抜け意は頑なに押し通る風に向かひて振り向きもせず
4
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舞
カミさんの友と電話は夫の愚痴それが一番罪が無きとか
4
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KEN
ふつふつと 荒野に黄金 泡立草 蒼にかなはぬ 夢もて余し
8
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凌霄花
朝まだき始発電車の声優し朝霧立ちて吉備路秋ゆく
13
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滝川昌之
自転車にテールランプは点かないが見送る妻にブレーキ五回
12
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うすべに
うすべにに空ははじらう刷毛ひいて 誰をまつのか秋のお化粧
4
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詠み人知らず
薄墨の雲間より見ゆ空高し明るき青のエールを胸に
4
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恣翁
白昼の逆光の中 パラソルの下の 虚ろな女の視線
10
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横井 信
マフラーをふわりと巻いて山風に家路を急ぐ秋の三日月
10
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灰色猫
黒色のネックウォーマー口元を隠しヒールのまなざしとなる
6
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茂作
昂ぶりて聲を荒げしその後に 啄木を讀む繰り返し讀む
15
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舞
つづら折り道曲がるごと登るごと色変わりゆく峠の紅葉
8
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へし切
君はなほ 記憶の中に美しく 吾老い惚れて恋ひてしがなと
11
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詠み人知らず
まどろみて淡き想いが誘ひし紺の背広は数学を説く
18
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詠み人知らず
ひとり居て大海原をゆくが如溢る思いを徒然に記す
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