吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
田の畦に 思うはあなた一人よと 情炎揺らす 曼珠沙華かな
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詠み人知らず
自己満足 其を最大の目的とすれば ピュアに楽しめまする
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詠み人知らず
泣くなかれ 乗り越えるのだ 澄ましては 昨日は芥と 波に捨てる日
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みろく
もう習う事も叶わぬ本畳み母の浴衣は袖畳みのまま
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KEN
焦がれ来て追分迷えば曼珠沙華奧の火の穗を映し朱の色
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び わ
難聴で視力おとろえそれでいて介護ヨガギター楽しみながら
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恣翁
教室の硝子戸鳴らし 栗の葉も揺らして 風の青白きかな
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舞
弥や栄に鳴く鈴虫に包まれてゆく家路には朗ら月影
10
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サヤ
何もかも包んでくれる細腕が私の心を骨太にする
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サヤ
代わり映えしない暮らしに潤いをもたらしてくれる何かを探す
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サヤ
花のない 庭にも蝶は やって来て あどけない舞を 披露してゆく
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サヤ
ひらがなを 覚えたばかりの 曾孫から 届いた手紙に 異国の切手
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南美帆
帰宅した君は険しく尖っててフロメシソファでまるく落ちゆく
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南美帆
卒業式靴も重さも抜かされた息子に並ぶ背筋伸ばして
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南美帆
春の夜寮へと送る荷物詰め息子は巣立つぬいぐるみ抱き
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南美帆
ミサイルを撃ち込まれても気に留めずゴミの分別し続ける妻
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南美帆
ミサイルを撃ち込まれても誰一人声をあげない満員列車
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真雪
祖母は今 幸せそうに ふたりごと 死んだ祖父が 見えてるらしい
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クロネコ
吹く風に 山の錦が 舞い降りて 受ける水面は 秋を装う
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クロネコ
朝ぼらけ 狂騒追って 天見れば 轟く稲妻 龍の如し
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