吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
秋日好
国体を維持することと窮乏の家族を守る違いを見つけて
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秋日好
小言にも慌てうろたえ泣かされて怖い、軽めの余波の次がなあ
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只野ハル
虫の声聞きつつ思う扇風機俯きながら手持ち無沙汰と
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只野ハル
海に撃ち地中で爆ぜる今ならばまだ引き返せると思わぬか
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只野ハル
育ち過ぎ麻婆胡瓜にしてみれば水っぽいけど歯応えはある
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真雪
待合室 機械仕掛けのハトが鳴き 震える軀がふと楽になる
8
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葱りんと
上空を 無事に通過し 良かったね 慣れって怖い 慣れて下る坂
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葱りんと
青春は 笑顔も涙も よく似合う 真っ最中には 気づかぬ輝き
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恣翁
拭くのみの足の臭きを 忍べるに むべ 止める風あらなもと憾む
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恣翁
ガタガタと 壊れかけたる枝折り戸を 嘲るごとく 青北風鳴らせり
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石川順一
お菓子の名「ねじりん棒」と分かりけり画像検索役に立たずに
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工藤吉生
なにもない駅だと言って待ってると近い空からカラス鳴き出す
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工藤吉生
もうちょっと近いものだと思ったが他人は遠い 歯を削られる
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夕夏
いわずもしれたいちにんしょうのうただからいちにんしようよむひとに
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夕夏
ようようにあきめきたるもかんだんのさにせみのこえあわただしきや
5
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夕夏
じったいをしらべぬままにみじかふんがいぽいすてびとがねこかぶり
4
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夕夏
ぎょうせいもけいえいがくをまなぶべしひとのちいきのたえるいぜんに
4
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夕夏
おんよみとくんよみでたいそういみがかわるときづくすきものなりし
4
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KEN
雀たち黄金に遊べば彼岸花穂の香の揺れに紅を滲ませ
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び わ
家内から二つのてんで注意さる高齢の波吾にも寄せくる
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