ななかまどのお気に入りの歌一覧
横井 信
雨に濡れ艶やかになる熟柿に十一月の風は冷たい
10
もっと見る
灰色猫
体温が同じであればAIもアンドロイドも愛すのだろう
10
もっと見る
灰色猫
愛し合おう人に代わってAIが愛を知るまで千年くらい
7
もっと見る
茂作
山野邊の道に竝んだ名も知らぬ 地藏に妻は會釋して過ぐ
13
もっと見る
なりあきら
麗しき セーヌの秋は 夢なのか マロニエの葉が 彩る流れ
5
もっと見る
桜田 武
幼き日桑の食みしわが味は引き継がれ今は孫の好物
6
もっと見る
桜田 武
新米を娘に送りメール待つ妻「ありがとう」の短句に物足りず
8
もっと見る
舞
音もなく滴る雨はしぐれゆく人にものこそ思わせて降る
9
もっと見る
桜田 武
キーウの灯細くなるが気ゆることなし冬将軍もウ軍の味方
7
もっと見る
詠み人知らず
感性の違いもあれば口惜しくこの世限りと思えども添う
6
もっと見る
KEN
沢たづみ 急かし転がる 西陽かも 紅葉と人に 影を負はせて
10
もっと見る
へし切
消費税 裏で上げると話し合い 表で金を配る 幼稚さ
7
もっと見る
広葉樹
自らの体験語らず逝きし父の遺品に在りし被爆者手帳
8
もっと見る
トウジさん
コロナとの闘いいつまで続くのか見飽きた「アマビエ」接種案内
4
もっと見る
詠み人知らず
誤りて己救うか誰をもか蜘蛛の糸ゆらりゆらり撓むる
2
もっと見る
空き缶
無かったら何もないはず私には君の記憶が鮮明にある
4
もっと見る
日々草
街の灯が宵の端なる深紅より心に沁みる秋も好まし
5
もっと見る
日々草
寒風に落つ赤い葉と歩く道 秋は私を追い抜いてゆく
6
もっと見る
うすべに
ハロウィンの飾りに街はうきたって 笑うかぼちゃの口には枯れ葉
9
もっと見る
滝川昌之
冷え込みの秋の終わりに飛べぬ蝿 手すら擦れずもまだ生きんとす
13
もっと見る
[1]
<<
405
|
406
|
407
|
408
|
409
|
410
|
411
|
412
|
413
|
414
|
415
>>
[1350]