河のほとりのお気に入りの歌一覧
半格斎
孫を詠む投稿欄に師のうたはこの月も載りて健やかを知る
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七色コイン
真っ黒な灰になるけど泣かないで。君が泣いたら海になるから。
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城戸愛楽
散り散りに心乱るるこんな夜は 目を閉じて聴くバッハの調べ
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薫智
3番と7番ピンを結ぶため狙い定める僕キューピッド
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京
目を凝らし木星のまわりに4つ見えない光る点をみている
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緋色
震えつつ帰宅し布団を取り込んでひんやりとした太陽を抱く
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たくだす
どっちでもいいが俺の口癖で 困らせてしまう いつもごめんね
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たくだす
腹が鳴り 空腹に気づく夜 もう夜? 今日も一日 なにもしてねぇ
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七色コイン
好きだとか嫌いだとかで揺らいでる。人はバカだね。迷わずに食え。
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けにちん
何度目の正月かなと言いあって入れ歯で餅を食むじじとばば
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しろつめ
思いつめ疲れた夜は飲み慣れた錠剤わざと牛乳で飲む
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翡翠
肩ぬらす氷雨の帳燃え残る南京櫨の埋み火の列
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浅草大将
友がらに遅れてきたるかりごろもたつたの山も霜まとふ頃
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聴雨
寂しいな空がこんなに澄んでゐて星が瞬く夜といふのに
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聴雨
霜まとひかなしきまでに浮かびくる月なき夜の白菊の白
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小夜子
かさぶたが出来ては剥がす 痛いよりなかったことになるのが怖い
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詠み人知らず
コーヒーと飾りのない服好きになる十月に少し美しくなる
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蒼井 月子
指先は消えゆく虹の弧をたどり重なる時を知る影ふたつ
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ほたる
ジェラシーの残骸としてペアリング落としたベッドに最後の朝焼け
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しまじま
シャリシャリと 踏みつけられる 霜柱間に間に響く 子らの歓声
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