詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
青き銀椀
先輩はおのれに厳しき人なれば短歌指導もおのずと厳し
8
もっと見る
可不可
カラフルこそ女子力なんて 見てごらん 黒蜥蜴やキャットウーマン
6
もっと見る
滝川昌之
おふくろが死んだ夏には梅雨が無く泣くなと空で諭す気がした
21
もっと見る
KEN
葉を傳ふ 雨の名殘の 露に濡れ 小人は獨り 木莓を摘む
12
もっと見る
コタロー
梅雨の日を草花たちは濡れながらそれぞれの葉に雨粒乘せる
7
もっと見る
コタロー
梅雨の日も賑やかなりし哺育園キャッキャと笑顏窓に張り附く
6
もっと見る
コタロー
電線の雀一羽が梅雨の中キョロキョロしては怯えてをりぬ
6
もっと見る
へし切
雨の日は心もしのに詰将棋さびしさ堪へひとり駒指す
17
もっと見る
横井 信
今日はもう机の本も読み終えて雨降りつづく日曜の午後
13
もっと見る
うすべに
雲流れ 雨待つ色に風染めて 池のおもてに揺れるあじさい
10
もっと見る
大上
風薫る雨後の小夜に水無月の雲は流れにそよぐ蟲の音
3
もっと見る
彼岸花
茜さし 照る日曇る日 空見れど 映る姿は 君のかんばせ
4
もっと見る
可不可
雨やどり濡れた躰かわかし相ふ 二人きり 残念カップルだらけ
6
もっと見る
灰色猫
紫陽花の暮れる小路を跳ねてゆく雨の匂いの京の毬歌
23
もっと見る
滝川昌之
嬉し気な梅雨の晴れ間の囀りと「それっ」と出てくる散歩の犬と
18
もっと見る
大上
長雨の暴れ靜まり時に晴る流れよ叢雲空の意のまま
6
もっと見る
コタロー
日曜の雨の一日はラジオ聽く見えない誰かと繋がつてゐる
11
もっと見る
詠み人知らず
湿り気に圧倒された曇り空花の蕊には足止める蟻
5
もっと見る
コタロー
梅雨一日窓は叩かれ濡らされて聞こえてくるはショパンの調べ
9
もっと見る
吉野 鮎
耳もとの汝が囁きに月來香蕾ほどきつ眞白かほらす
8
もっと見る
[1]
<<
36
|
37
|
38
|
39
|
40
|
41
|
42
|
43
|
44
|
45
|
46
>>
[402]