卯月のお気に入りの歌一覧
村木美月
また今日も君はみんなに優しくて少し傷つく私を知らない
40
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田中ましろ
消えてゆく記憶ちりちり地球儀を廻すみたいに朝よ来ないで
1
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たんぽぽすずめ。
和菓子屋のみすずはそこの路地からと君をしじまへ誘う鎌倉
13
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1
雨の中イギーポップを歌ってる映画のように愚かに濡れて
3
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紫苑
わかさゆゑのゐろはたやすくうしなはれゑひてつまびく「をとめのいのり」
2
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山本克夫
みずうみの透明性をおもいだす夕暮れにみがく眼鏡のレンズ
3
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ふみまろ
画用紙の裏に書かれた「おとうちん」 めがねの縁の黒は正しい
14
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山本克夫
ていねいにたたんでしまうまだ夏の残像がやきついた印画紙
3
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都季
あまりにも夏らしい青空なので課長、本日お休みください
3
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詠み人知らず
ついてきてくれますかというひらがなをえいえんのままのこす携帯
18
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文月郁葉
さよならは口にしないで新宿は嘘の飛び交う街なのだから
14
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銀ねず
そうでした。犬・猿・雉は家来です。友だちはまだ一人もいません。
21
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キタハラ
もう二度と降りることなきバス停で雨に打たれる面接帰り
40
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田中ましろ
このままじゃ野良猫だった日々のこと忘れてしまう。ひざ、いいにおい。
45
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公子
近況を知らせるなかれ君の名よ少年のまま吾にとどまれ
18
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水煙
携帯を奪いホームへ投げ捨ててはじめましてと言いたい家路
5
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キノシタサトル
「かみさまはたぶんとちゅうであきちゃってどこかへいってしまったのです」
25
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東娘
パソコンを閉じて手にする梅雨湿りの岩波文庫が眼にやはらかし
22
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赤橙黄緑
全力でわすれる努力していたら隣の人に怒られました
9
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キタハラ
美しい遺書を書き上げられたならわたしはきっと死ねる気がする
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