猿ノ丞狂介のお気に入りの歌一覧
さる
押印を一のぞろ目としゃれっ気に孫娘への文を送るも
3
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さる
淹れたての茶の湯気ふわり 立冬の寒さに向かふ こころ和みて
4
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粕春大君
枯枝にひとひら残る錦葉は今宵の秋のかたみなるべし
23
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庭鳥
秋雨が降る度冬が近づいてかじかむ指でなぞる面影
9
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粕春大君
秋の野の旅路にそへる姫菊に我がみし人ぞ忘れかねつる
13
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Kantの娘
病むままの心で妻に成りぬれば心病む子の母にぞ落ちぬ
4
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Kantの娘
己が身を傷めて他人の愛求む歪んだ躾胸に持つ人
3
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さる
うつせみの人の生きざま見るにつけ 己がいのちのいかにあるらむ
4
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さる
襟を立てとぼとぼ歩む老ひわれに情け容赦もなき木枯らしが
3
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悠々
ショウベンヲスル音ヒビクコノ家ニ他ノモノオト聴コエヌ孤独
9
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Kantの娘
恋瀬川鯉の逸るも恋ゆえに恋瀬に君の亡きぞ哀しき
2
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粕春大君
常盤木の幹にはふ蔦紅葉せり夕陽時雨にあひ染まるらむ
7
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鈴桜
歩けとて見えぬ独りの道なれど君の光りを道しるべにぞ
3
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falcon
ゆくへなき思ひはかなき冬桜時雨隠れのふる恋ひしのぶ
3
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浅草大将
一冬を年の内にぞ送るとてむべこの秋に時雨迎へむ
3
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詠み人知らず
病床に臥した親父の真似なんかとうてい出来ぬ秋のたそがれ
5
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紫苑
風よ吹け雨よ降れとぞ呟けり縛る鎖を切り放つ夜
8
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光源氏
歎きつつ戀ふるしるしに思ひやる別れの朝の命燃えにし
9
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愚理倫
おもうまいおもえばおもうほどおもい おもいおもいにおもいとまらず
4
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Kantの娘
己が身と思えば他人と比べしてなどか我が身の誰を恨むべき
4
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