灰色猫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
天皇の下に集まり穏やかに 和して働く 桃源の国
10
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睡魔の塊
冬空の「北はどちら」と尋ねたる西に東に街を離れず
1
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睡魔の塊
冬雪も記憶の淵に溶けゆきて心に流る春の小川へ
2
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詠み人知らず
永遠に続くみたいな渋滞に 感謝しろって神はいうのね
10
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実
むね花や 清げならしむ なれ制服 なれにし友ぞ 知らぬがごとくす
3
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詠伝
子育てと逆の手順で衰える親を想えぬおのれの怖さ
20
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美緒
ささやかな陽射しと共に恋の音 付き合い長き 冬が消えてく
8
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詠み人知らず
繰り返し同じ話しをする母に頷く人の瞳は哀し
15
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風花
頭下げ通した無理を白紙にと 仕事はいつもドラマを連れる
14
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みなま
眼帯をつけてるだけの病人に義務感だけで布団を掛ける
6
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みなま
姑の白内障の手術待ち夫を送った同じドア見る
8
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詠み人知らず
よい店は割り箸なのだ中華そば 樹脂じゃ掴めぬ つるつる滑る
9
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夏恋
シクシクと心の芯が疼き出す身体にも染みる恋は毒薬
12
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月虹
早朝の街に咳ひとつ響かせて駅へと向かう無口な足音
26
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へし切
老いぬればあだなる草の吾が身かな おく露霜にこころも萎る
24
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詠み人知らず
ご免なぁも一度人生あったなら 死ぬほど贅沢していいからな
19
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ながさき
親孝行 この世の中で 一番の 孝養なりと 仏典に在り
16
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露華
さあ行くよ くよくよしても仕方ないから 皆弱いよ一人じゃないよ
8
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只野ハル
変化のない日々だと思っていても季節の進みを今日感じた
12
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詠み人知らず
兵士らが並べて優しく語るのは 残る時間を 知っているから
11
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