ななかまどのお気に入りの歌一覧
舞
讃美歌の 漏れ聞こえ来る ひと時は 異教徒にさえ 神を思わせ
6
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夕桐
何処とも違ふ垣根と思ひなし はかなき住まひに帰り咲く花
8
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夕桐
寒空に立ちし君の背を濡らす 檀のしづくを数へ待つらむ
6
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滝川昌之
澄んだ夜に儚さを増し折れそうな野菊のごとき冬の花火よ
14
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しきしま
あしひきの山のもみぢにあかねさしくれなゐ勝る秋の夕暮れ
5
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凌霄花
玄界灘に九州男児の意地掛けて血潮弾ける五尺の土俵
12
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詠み人知らず
リチウムと引き換えに星が涸れゆく人も家畜も草木も死ぬの?
5
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うすべに
陽にきらり枯れ穂の先のあさつゆに あいさつすればもう息白く
8
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恣翁
埃積む音だにすらむ廃屋の 湿気帯びたる甘酸き匂ひ
14
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横井 信
また春に来たいと願う道端の石を拾って窓辺に飾る
14
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ながさき
「七転び八起き」の言葉 言ひ換へて「九回転び 十回起きる」と
12
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茂作
鼻に三つピアスする子も一禮し 潛る秋空大鳥居の下
18
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舞
生きていた季節の記憶をそれぞれに刻んで落ちる枯れ葉いち葉
10
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詠み人知らず
潔く打ちて砕かれ跡形の無き身軽さでゆく新世界
10
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へし切
有り余る暇と時間とを持て余し 秋の夜長を如何で楽しむ
13
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ながさき
まれにみる 常識外れ 堂々と 反省もない 反社集団
10
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トウジさん
ハート型「愛の奇石」に触れたなら共に築くや石垣の如
6
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しきしま
昨日見て今日も清けし明日香川うつる日月の永久ぞ流るる
4
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奥月汀
娘のころ俺は狐に化かされたと明治生まれの祖母が嘯く
5
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奥月汀
夕まぐれ河童と相撲を取っていた伯父の好んだ酒を贖う
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