吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
千野鶴子
日の光集めて丸めて細工して差し出したよなマリーゴールド
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千野鶴子
見てみよと誰にともなく教えたく窓の外の朝空赤々と
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こぐまじゅんこ
さんま梨みかんに長芋ぱくぱくとはるくんは秋を食べていきます
8
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こぐまじゅんこ
はるくんはどうぶつしょうぎが大好きですばあばはまったく相手ができない
8
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こぐまじゅんこ
台風よ大暴れだけはしないでね心でつぶやき雨音をきく
4
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こぐまじゅんこ
美容院行った帰りに寄り道しワンピースをつい買っちゃいました
5
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岡本歩
電柱の鳩飛びたてる瞬きにあいを拒みし在りしの彼は
2
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岡本歩
過ぐ夏のひかりに展く眼のかげに解き明かされぬ文字たちのこと
4
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岡本歩
超現代社会生存感想欄「みずのなかではいきができない」
9
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岡本歩
じゆくじゆくと桃腐りゆく狹き家つきは何處からのぼつてゐるか
7
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岡本歩
家庭から背きし父の頬舐める無知なおまへを抱いて眠るよ
8
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和賀原
白浜の 波だに吾が身を 慰むを 気づかぬままの 君はつれなし
9
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詠み人知らず
風神と雷神は屏風絵などに今ひとはしら神の姿は
10
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詠み人知らず
有り余る触手たらして玄雲は屋根も路地も舌なめづり這ふ
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詠み人知らず
蒼穹はラピスラズリの頭蓋骨とぢ籠められて蟻ぢゃない人間
8
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詠み人知らず
金色の翼すこしづつ畳んでは西の空たむける黒百合
8
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詠み人知らず
絵が無題なら山や海や街はづれ沈む夕日か昇る朝日か
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元親兄貴
秋嵐 かき乱されし我が心 行く宛もなく 小川さまよう
9
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千映
敬老の祝いは店で買ったもの並べる真ん中煮物は吾の作
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千映
孫負いてバイク飛ばしたこの母も食事一時間掛かる人となる
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