ななかまどのお気に入りの歌一覧
さえね
生まれたての朝の光が快速の中をあまねくはらいきよめる
8
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さえね
清浄な光が我を包みこみ危うく許されてしまいそうだ
6
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さえね
空に満つ光は全て収束し我が腹のなか だから世は闇
3
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詠み人知らず
君くれし花のかほりの褪せぬ間に散りゆかむ間に永遠を歩めり
8
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普徳亭大崇
肝向かう 心の波も 破頭庭 歩みも止むる 石の綿津見
3
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リクシアナ
鎮痛剤一錠もとめナース呼ぶ秋の霜降る夜半の病棟
8
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リクシアナ
バーコード手首に巻かれスキャンされ電子管理の患者往き交う
8
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普徳亭大崇
蹲に 椿紅白 つと浮きて ついつい見惚れ 疲れ忘るる
4
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夕桐
冴えまさる雪の円窓嚴めしき 銀の香炉に椿さす君
8
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トウジさん
紅蓮なり黄色も緑も従えて創造物も炎に包む
5
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滝川昌之
巣立ち後の子の茶碗など奥にあり四人家族だまだ食器棚
18
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灰色猫
冬なのに暖かい日に感じてる春の予感がくすぐったくて
8
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灰色猫
老いてなお夢を忘れぬ人々へ海賊王の麦わら帽を
8
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あゆか
遠のいた過去にお別れ 息を吸うだけで未来は近づいてくる
9
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空き缶
ポケットに手を突っ込んで宙を観る冬の三角黙って観てる
5
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うすべに
天井のあかりがかすむ 湯船から見上げる肩を深くしずめる
10
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KEN
後れ毛を 指に梳きつつ 子を繋ぐ 影長引かせ 暮るる小春日
10
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横井 信
霜月の風にやさしくふり返る春に残した今年の記録
9
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茂作
チャージした地域クーポン確認し 今日は奮發廻らない壽司
11
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詠み人知らず
泣き疲れ胸に抱かれ眠る児よ君はそうして充たされていく
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