詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
仕舞うのはなほ難しかなあれこれと思ひ浮かべど血の出る予感
13
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八慧(やゑ)
狂い咲く花になれない冬の朝薄い日差しに夢を育む
7
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舞
北国の雪の便りの懐かしく遠き故郷白雲よゆけ
16
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たけくらべ
いとしくも思ひ秘めたる吾ならば君の情けの苦しかるべき
28
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へし切
孫よ孫 仕草かはゆし目は細むともに遊べば なほいぢらしや
25
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たけくらべ
鳴る神を遠くに聞かば冬ざれて雪は近しと思ひけるかな
26
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コーヤ
吾が前の道なき荒野耕せばふり向く後に道は出きゆく
16
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コーヤ
南天の陽にひかる実の輝きは幸せ祈る君への想い
21
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矢車菊
目覚めれば光と水が出会う時間 夢のつづきにせせらぎ触れて
20
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muku-ina
冬晴れのそこそこ温い縁側も干した布団にかすかに陽の香
6
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詠み人知らず
柔らかなお座布の上に猫があり 隣りで君が 丸まっている
29
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沙久
この背(せな)に遠くまで飛ぶ羽根望む 死に傾く君抱き止めるため
22
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沙久
わげしても金もねしてもおめのごど「めんけ、めんけ」って育ででだんだ
24
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秋日好
鳴らずとも君の心の空隙にじわりと沁みる言葉が欲しい
14
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秋日好
庭づくり 癒しの芸術でもなくて時の流れを緩めることだ
16
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ゆうか
わが庭を我が物顏で使ひをり日向ぼこする野良猫二疋
4
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詠み人知らず
遺された者は辛いといふけれど一つ足せれば いつかは幸なり
27
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もも桜
十二月減量速度追いつかず毎晩のように飲み会続く
5
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西村 由佳里
やわらかなライトは照らすもくもくと勉強をするあの人この人
6
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高松 蓮
肌を刺す 空気が冬を 告げるとき 銀杏並木に 黄色の絨毯
5
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