たけくらべのお気に入りの歌一覧
へし切
水底に住まふ魚が吾に問ふ悲しみ深き涙は見へね
22
もっと見る
千映
お好みの黒飴一個口に入れ夕飯作る勢いが出る
15
もっと見る
詠み人知らず
幾度でも急ごしらえの決心は 砂上に倒れ 埋もれてしまう
17
もっと見る
コーヤ
暮れてゆく 心の中の 呟きを今年の歌と 紡ぎ納めて
20
もっと見る
コーヤ
思い出す日向ぼっこのとなりには甘い香りの水仙語らい
18
もっと見る
ことほ(言祝)
ネジを巻けば生き還る夫の時計また一緒に時を刻める
15
もっと見る
ゆりこ
いそしぎの枯れた旋律思い出す吾を画いた白い手首を
12
もっと見る
只野ハル
山里の時雨に霞む寒村の破れ案山子が荒れた田に立つ
18
もっと見る
へし切
あたたかな冬の陽ざしに群れ鴨のあそぶ水面に波の輪たてり
25
もっと見る
詠み人知らず
忙しげな師走の風に背を押され為すべきことも無いのに急ぐ
19
もっと見る
矢車菊
灯をひとつ摘むように消す少年がタクト握れば聖歌隊立つ
16
もっと見る
灰色猫
つい恋の 魔法唱える 僕たちは 多くを求め 傷つけあうね
30
もっと見る
詠み人知らず
十七時とっぷり暮れた駅前で 人は灯りに 惹かれる虫や
14
もっと見る
恣翁
寒月に 骨ばかりなる木立越え 禊しつがに星の冴えけり
18
もっと見る
林林
年の瀬に寝込んでなるか喉が変南瓜柚子湯が柔らかに沁み
12
もっと見る
あふひ*・○・*
建礼門遠く霞みて朝霧に吸込まれゆく冬鳥一羽
15
もっと見る
へし切
年の瀬に柚子の香かほる湯に入りて凍てつく冬の吾が身を愛ふ
21
もっと見る
夢士
除夜をつく綱持つ手と手触れ合って戻る参道手袋取りぬ
16
もっと見る
詠み人知らず
クレヨンでスケッチしたよな空と雲飛行機雲がラインを描く
18
もっと見る
舞
天つ風そぞろに吹きて冬晴れに散る紅の山茶花の花
18
もっと見る
[1]
<<
398
|
399
|
400
|
401
|
402
|
403
|
404
|
405
|
406
|
407
|
408
>>
[408]