吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
コタロー
颱風が通り過ぎたる裏道の樹々の小枝を掃きし人々
9
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コタロー
雨上がり雨戸を横に滑らせばコトリと家守落ちて逃げ去る
11
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コタロー
颱風が過ぎて青空廣がれば洗濯物が干されたがつてる
11
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滝川昌之
旅行誌がスカウトしそうな秋空は台風一家の手磨きの空
37
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滝川昌之
「モーレツ」も「つめこみ」もない今の世で「根性」という絶滅危惧種
26
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inosann
魚屋で鳴らした腕はそのままに魚を「おろす」上から下に
24
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夢士
秋雨に煙る山里祭の音ピイヒャラトンと揺れるコスモス
19
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夢士
親子みなパッチ姿のまめしぼり祭囃子やピイヒャラリ
22
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石川順一
超熟のさっくりもっちり山型は敷島製パン株式会社
13
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石川順一
バンディーやダーマーなどの凶悪犯更生不可と見るべきなのか
11
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コタロー
秋風や蝶は花にて羽根搖らし我は活字に瞳瞬く
16
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サヤ
四半世紀前の写真を眺めては昔も彼は・・・とため息をつく
10
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まあさ
お互いを 労わるように 赤と白の 彼岸花咲く お隣の庭
22
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新座の迷い人
悲しやな 我の歌には 拍手くれ 今は誰にと 拍手するのかな
12
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新座の迷い人
うたわ会 懐かし歌を 詠みし歌 故郷思い 懐かし恋し
8
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新座の迷い人
チロロ鳴く 治療終わり 自転車で 秋は盛りに 帰宅時に着く
8
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び わ
あさがおが台風迎え毅然たりあおき花びら天を仰ぎて
11
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夕夏
さんびきのこぶたのゆめにちょうきてきみらいあらざりにほんのれきし
4
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夕夏
かんじょうをあらわすことばぬきにしてひょういさせたるかんじあらわに
4
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舞
出張のビジネスホテルかみさんの弁当開く温きひと時
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