詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
おちふう
散り積もる紅葉の成し端清らかに流る雨水攫ふ一葉
5
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たけくらべ
やむことも無き身と憂ふ聖し夜は猩猩木をせめて買ひたし
22
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コーヤ
うたのわの扉が開かぬ一日はなぜか寂しく心空虚に
23
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コーヤ
幸祈る心をレースで包み込み迎える年を葉牡丹は待つ
17
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コーヤ
美味しいの夫の言葉嬉しくて料理の腕を楽しみ磨く
21
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ラベンダー
寒き日に 手さすり感ず 冷え性の 亡母と同じ 温度に指と
13
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夏恋
うたのわという場がもしも消えたなら詠む数多くはないけど苦しい
24
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滝川昌之
遠くからサイレン響き ハッとする 子の帰り待つ夜の母親
10
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ことほ(言祝)
運命を人生にしたこの私そんな自分を褒めてあげたい
5
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ことほ(言祝)
病床で愛していると言った夫笑って誤魔化す私がいた
17
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ことほ(言祝)
若者が正社員になり巣立ち行く深夜パートの嬉しい一コマ
9
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西村 由佳里
絵の中にかくれんぼする言の葉を探し続けて夕焼けの中
9
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inosann
大戦で武士道に生きしパイロット今も悔いにき背への攻撃
21
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まあさ
永遠に会えなかったらどうしよう 名前も顔も知らないあなた
35
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呉竹の憂き節
からことの年にもよらで同じ身ぞ問はれば常に憂しと答へむ
9
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恣翁
梅描きし硯洗へば 庭に咲く花弁 淡く 墨滲むらむ
20
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滝川昌之
延命をするかと聞かれ 首を振る 母の手握る 父の強さよ
16
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みやこうまし
「早よ死ななあんたが楽にならへん」と言ってた妻は微笑みて死ぬ
30
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まあさ
小説の続きは宿題かもしれぬ 山崎豊子「約束の海」
16
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千映
枯れかけた君の歴史を辿るより短い先を青春しませう
18
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