詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
さいおん
峨奈乃辺 幽来声乃 虫尚尓 刈根乃上尓 独寝勿國
6
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横井 信
さまざまに迷った後も振り向けば僕の歩いたひと筋の路
17
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さいおん
古為而 戀事波 苦狩 子尓在益者 吾戀勿國
6
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滝川昌之
戦力外 大歓声に君を呼ぶ ウグイス嬢は秋の空耳
12
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武蔵野
秋に咲く 桜を見つけ 温まる 十月桜 紅葉と側に
8
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へし切
君といふ 灯りが消えたその日から 吾は彷徨ふ夢のあとさき
15
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恣翁
嘲りの微笑を湛ふ こめかみの下がりし目尻とほうれい線に
11
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音弥
感覚は人それぞれとは言うなれど沸点低きは付き合い難し
13
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きくゑ
見まく欲し卒寿迎えしリヒターの傷を重ねし生み出す抽象
10
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舞
ひと去りて素足冷たき砂浜の貝狩る妻に潮騒の音
12
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茂作
竹生島舟に乘り得て祈るかな 神が宿ると人は云ふらし
13
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横井 信
霜月の秋は深まる里山を駅のホームで振り返る朝
12
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音弥
我々は有権者という踏み台で選挙終われば後足で砂
10
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さいおん
玉櫛笥 此身分流 術在者 背之衣尓 成益物乎
10
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へし切
此度こそ夢をみせてと願い行き何故か空しき投票のあと
18
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舞
分け入れば身の染まりゆく紅葉のみ山も茂に赤や黄の山
10
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茂作
秋深し朝の目覺めは夜を殘し 終はりの節の近づくを知る
16
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横井 信
にわか雨 通り過ぎてく街並みにそっと流れる風の残り香
11
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恣翁
蒼褪めて立ち尽くしたり 雨に濡れ 機械油に汚れたる顔
13
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へし切
人知れぬ 吾が身も同じ野辺の花 侘びしくもあり 愛しくもあり
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