うすべにのお気に入りの歌一覧
バジル
麗しき四季を祖国が失くすとも里の紅葉よ秋を忘るな
17
もっと見る
舞
火の酒を干したグラスにもがり笛聞こえて哀し人偲ぶ酒
9
もっと見る
ななかまど
立冬が来れば早々日は落ちて人や恋しと問えば北風
15
もっと見る
横井 信
乗り換えをゆっくりと待つバス停のそっと挟んだ落ち葉の栞
14
もっと見る
ななかまど
一枚を虫にほどこす白菜は初冬をひかえ固く丸まる
15
もっと見る
横井 信
退院の父の隣で初取りの秋大根を抱えて笑う
15
もっと見る
バジル
竜胆の花は聡明 背を少し屈め手を組む祈りの姿
18
もっと見る
ななかまど
霜降れば味噌の香うれし汁椀にまつ毛を濡らし湯気にいただく
15
もっと見る
ななかまど
秋の風みぎにひだりにやんわりといなして寂し野に立つ芒
18
もっと見る
ななかまど
遠山が雪をまとえば独り居の友へのラインは電話にしよう
12
もっと見る
睡密堂
寂しさを希釈するためコーヒーを甘くしてみた土曜日の午後
10
もっと見る
KEN
いにしへを 追はれ追はれて ふぢばかま 工業団地の 坂の片隅
10
もっと見る
ななかまど
豊作の願いを込めし木守り柿やわき光に赫かがやけり
17
もっと見る
横井 信
稲刈りのゆっくり進む野辺に舞う蝶も戸惑う急な冷え込み
13
もっと見る
舞
蕗の葉のコロボックルも冬支度のどか小春日北の国にも
12
もっと見る
ななかまど
ストーブの薪積みおわり雪虫と冬が来るのを待つも酔狂
14
もっと見る
ななかまど
鰯雲浮かぶ晴れの日あたらしきコーヒーショップの手書きのメニュー
16
もっと見る
灰色猫
ひぐらしがまだ鳴いているまだ夏を生きていたいと森が鳴いてる
14
もっと見る
茂作
うちふさぐ人のこころを勵まして 濱に殘れる一本の松
14
もっと見る
ななかまど
吹きわたる美瑛の丘の涼風をとらえし葉書とどく夏の日
17
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>