KENのお気に入りの歌一覧
杜鵑草
家にこそ名残り多かれ妻のゐぬ春の都のゆかしきやなぞ
13
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バジル
甲斐甲斐しく巣立つ息子の世話を焼く やっぱり君の歌を詠んでる
15
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笹舟
雨明けて柳を飾る露珠を 散らして遊ぶ若き春風
11
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継海
値札見て買い求めたる植木提げゆらりゆらりと帰路の春市
6
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滝川昌之
宍道湖の畔の鳥の公園で「フォーゲル」なんてドイツ語を知る
18
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うすべに
いにしえの錆びた剣のものがたり 時へだてても桜はまた咲く
10
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横井 信
不安げな新入社員を出迎えるビルの狭間に鶯の声
16
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ながさき
我が使命 皆の無事故を 祈ること 家族 友人 知人 すべての
9
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舞
白樺の北の林の雪解けの清し水音に咲く福寿草
11
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艸介
寒椿 落ちて仰ぎぬその空に はや五分咲きの花ぞ棚引き
1
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うすべに
むらさきに霞む山の端夕月と里のほかげにうるむ菜の花
3
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バジル
たくさんの恋祈る絵馬と同色の桜に満ちるお初天神
3
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舞
ひと知らぬ み山雪の間 福寿草 秘めやかに咲く北国の春
3
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笹舟
補陀落を彼方に望み松風は 潮に洗われ香まで渡らず
4
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ながさき
六花舞ふ 冬も必ず 春となる 冬が秋へと 戻ることなし
13
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ななかまど
思い立ちイヌノフグリと名付けたる牧野博士よ春が始まる
19
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舞
地球の成りて億年の刻玉響に生まれて出逢いともに朽ちゆく
9
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へし切
もういいよ 咲いてもいいよと囁いて 蕾を濡らす木の芽雨かな
22
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滝川昌之
桜坂あたりで拾う春だから開花雨なのさと粋に濡れよう
22
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うすべに
雨にぬれかおり深めるこぼれ花 オーデコロンのしずくを落とす
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