詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
はらはらと桜花が描く曲線の舞ゆく先は初夏のてのひら
24
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聴雨
天宮の舞殿に花も月もなく立ち舞ふそでの色ぞゆかしき
6
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詠み人知らず
なにかに なにかに染みこみ ささりたい いきゆくことの理由になりたい
5
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詠み人知らず
あついのだ涙は熱い、本当に 排出される 水はわたしだ
6
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へし切
閑として空しきものの花のあと春はこころを侘びしめてゆく
20
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滝川昌之
気まぐれな猫のアクビと春の風 砂塵で車に並ぶ足あと
20
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小茄子
せめてもと 既読を待ちつつ 幾週も 花あるうちに もどりたまえと
6
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KEN
いにしへの峠辿れば藪椿燃え落つ紅が蹈み跡照らし
13
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横井 信
水際を菜の花たちが染めている 静かに待とう言葉のしずく
15
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灯
新生活 始まりました 二月からしっかり仕事 こなしましょ
5
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蔓葵
誰まつとちぎりおきけむ散り残るしだれ桜にはるかぜぞ吹く
10
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千映
気恥ずかし桜の花のトンネルを親子で歩く入学の朝
9
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聴雨
ひと目惚れざざんざ織りの矢鱈縞襷掛けして夕餉の支度
13
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夢士
花吹雪いずこへとなく散り行きて青葉茂れる初夏の声聞く
11
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詠み人知らず
文中の係り結びの 過ちに気付きて思ふ 成長したかも
8
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詠み人知らず
とてとてと 我がもの顔で 首元に翡翠光らせ 鳩様がゆく
12
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聴雨
忘れじの涙か花のゆくすゑを偲ぶか今朝の雨ぞ降りしく
12
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び わ
出会いありヨガのよき師に鍛えられヨガに限らず総てが宝
6
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コタロー
陽光を受けいれてゐる貯水池鳥はおらねど水草生ゆる
2
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舞
吾にまだ炎残るや煩悩の起き立つ朝の春夢なるとも
6
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