名鈴のお気に入りの歌一覧
艸介
ただ吹きて墓を磨きたる涼風や 吾の為し得るは ただ祈るのみ
3
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荒野のペンギン
飲めるほど キレイな水で 洗濯す これが幸せ 平和ということ
4
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樟明子
三歳の母の記憶のキノコ雲今はわたしがそれを抱へる
4
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ながさき
傍観し 眼をそむけてた 人々が 巨悪を育て 悲劇を生んだ
12
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やまざくら
梅花藻に 触れむと入れし 指先を 瞬時に引きし アルプスの水
5
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ななかまど
声高く心配するは親心旅立てる子に鴉の母は
12
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樟明子
そよそよと風の入りし窓邊には幼き頃の夏の日のあり
4
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水紫
机上には受験要項の天王山現実味帯びる夏の登山口
3
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横井 信
立秋の楓の木々の木漏れ日に虫捕り網と蝉の抜け殻
9
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横井 信
日は暮れてそっと鳴き出す草むらの虫は呼んでる父母の声
13
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高松 蓮
十万の子海に放つ アカテガニ 静かに見守る 満月の夜
6
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KEN
この雨の ひとつぶさへも 施せぬ ならば心に 鶴を折りてむ
12
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び わ
集中し対処すること肝心で生きるためには又息抜きも
5
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舞
ゆったりと空を眺めて露天風呂 吾と浮き雲 浮き雲と吾
7
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里香
目覚むれば消ゆる幻なつかしむ 残月に焦がるる暁の如く
5
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紹益
敵基地を 攻撃すると 大はしゃぎ 平和祈りし この八月に
5
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みをつくし
あれはもう半世紀前 大阪の最北端に糧を得し日々
22
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ななかまど
西瓜でて会話は切れる八月の顔の筋肉ゆさぶりて夏
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滝川昌之
向日葵の花粉に埋もれ蜜蜂はケチャップつけた幼子のごと
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灰色猫
葉脈に水が流れてゆくように羽化する蝉や翡翠のごとく
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