詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
渋柿を二つ吊るした裸形の木 せめて烏に つつかれたいか
23
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inosann
遊歩道それて林に踏み込めば六十路の齢を幼きにもどす
28
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滝川昌之
経口がかなわぬ母の身に寄りて枯れた手擦り温きを刻む
12
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蔓葵
霜ばしら踏みゆく人の名残りさへやがて消えなむ有明の空
11
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新座の迷い人
妻に言う 早く治して 暮らそうよ 世辞言う我が身 心の辛さ
17
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舞
冬来れば凍てつく大地満州の記憶を語る父思い出づ
14
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まあさ
NHK短歌 三席 着眼が私と同じ ちょっと嬉しい
24
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このえ
朝の日に頬を染めたる雲のうらうち白きまでの月の影かな
15
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夢士
ガラス戸を水洗いする師走午後陽の陰り来てまたの日とする
17
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えこ
寂しさを零してみても受け止めてもらえぬ言葉はただ宙を舞う
12
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藤久崇
ほのぬるき 小風の闇に 吹きゆけば 月日を夜居に 寛に見臥さむ
11
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柚々
君くれし歌を読み解き甘々の菓子もとろけるここちぞやする
5
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詠み人知らず
ああきみがどんな心配事も無く穏やかな夜過ごせるように
11
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Chico
ぬばたまの六つの花降る陰画紙に青き笑顏で悴めるきみ
23
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灰色猫
幸せの欠片を拾い集めては小指を噛んで真紅に染める
18
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灰色猫
揺るぎなく夜空に輝く北極星どうか我らを導きください
21
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萱斎院
せきかねて流れおちぬる山川の もみぢ泣くなりほのめく川音
11
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てるてるぼーず
触れたなら 脆く壊れる 雪のよに 儚さゆえに 愛しきかな
5
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ゆうか
募金箱かかげ男の子ら呼びかけむ 硬貨いち枚雨音に消さる
8
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コーヤ
生きゆくは遊び学びもその時間極め尽くせば後悔は無い
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